Elementum
1枚の布から最小限のカットで生まれる無限大の可能性。
シンプルさ・革新性・品質を重視したデザインプロセス全体にサステイナビリティ(持続可能性)の概念を取り入れたElementum (エレメンタム)。
1つのアイテムで様々な着こなしを可能にすることにより消費を削減し、また、最小限のカットで最大限のデザインを生み出すことにより廃棄物の削減を目指しています。
すべてのデザインのベースとなるのは、縫い目・継ぎ目のない筒状の1枚の布。
スカーフ、ワンピース、トップスなどなど、1つのデザインには様々な着方が隠されています。
Elementumの2つの主要ラインは、軽いジャージー素材の「Simple(シンプル)」と暖かく柔らかニット素材の「Refine(リファイン)」。オーガニックコットン、アルパカやオーガニックメリノウールといった天然繊維が使用されています。
◆デザイナー◆
Daniela Paisは、2002年にリスボン工科大学建築学部ファッション学科で学士号を取得。
同年、Jorge Moitaとともにデザインスタジオ「Krv Kurva」を創設し、「La.ga.Bag」で一躍世界の注目を集める。
2005年、Design Academy Eindhoven(デザイン・アカデミー・アイントホーフェン)の修士課程「Man & Humanity」にて研究を再開。
その後、服の消費に関する研究を行い、その結果を基に「Clothing Species(衣服という種)」と名付けたプロジェクトを展開。
改めてファッションとアイデンティティの根本を問うものとなったこのプロジェクトを、ブランド「Elementum」へと発展させる。