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デニム産業と川の汚染

Blue Denim, Made in China

2010/12/29

CNN: China's denim disaster)

 

「珠江の水はすっかり黒くなってしまった。」

Pearl River(珠江)は中国文明の発展をはるか昔から支えてきましたが、その発展はこの川を産業排水廃棄場へと変えてしまいました。

世界のブルーデニム生産の中心であるXintang(新塘)。毎年、2億枚ものデニムがここで生産されています。しかしながら、消費者の多くは、デニム生産がどれだけ大規模な環境汚染を引き起こしているか知る由もありません。

Greenpeace(グリーンピース)のサテライト画像が示すように、 何百ものデニム工場沿いを流れる川がすっかり黒くなってしまっているのがわかります。

「川岸はごみだらけ。 その多くはブルーデニムのスクラップです。」


真っ白な綿糸は沸騰した染料の中に投入され、私たちのよくっているインディゴブルーへと生まれ変わります。この作業工程は、染料や脱色材が混ざった何トンもの排水を毎日生み出します。

工場長は、排水のほとんどはリサイクルされているといいます。

「環境保護対策をしなければ、中国共産党がこの工場を閉鎖してしまうからね」

Li Zhongquan, Jinxing Dyeing Factory Manager

 

しかしながら、排水の一部はリサイクルされていないのが現実で、実際は敷地隅にあるパイプから直接 Pearl River(珠江)へと垂れ流し状態なのです。


Greenpeaceは周辺地域のその他の工場のパイプも調査。その結果、どのパイプからも多量の重金属、有機汚染物質、そして化学物質が検出されました。  

「重金属は神経毒性・発がん性があり、また内分泌系への疾患をもたらします。」

Dr. Tony Lu, United Family Hospital Guangzhou

 

地方自治体では、産業排水処理へ50億ドルをあて、ランダム検査の実施、汚染基準を超える工場への罰金、違反工場の閉鎖といった計画を立てました。

「パイプの中を何が流れているかはだれもが知っています。各工場が申告するべきなのです。しかしながら、あまりにも多くの工場があるため、規制は大変難しい課題です。」

Wu Xuewei, Dep.Dir., Guangzhou Bureau of Water Resources

すっかり汚染されてしまったPearl River(珠江)で、今日もある人は素手で魚を捕り、またある人はそんな魚を今晩のおかずに・・・。

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